偏波保持型分散フラット分散減少ファイバによる高安定54fsソリトンパルス発生
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概要
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分散減少ファイバを用いたパルス圧縮器の設計法ならびに、分散減少ファイバの分散フラット化および偏波保持化を行った結果について述べる。分散フラット化によりパルス幅100fs以下のパルス発生が可能になり、入力波長による圧縮特性の変化を小さくすることができる。また、偏波保持化によって出力偏波を固定することが可能になるが、分散特性が各偏波軸により異なるため圧縮特性が偏波に依存する。しかし、低速軸を伝搬する光に非線形による偏波不安定性が生じないため、低速軸を用いた圧縮のためにファイバの長さを最適化した。時間ジッターを最小にするために、入力強度を最適化しパルス幅54fs、スペクトル幅54nm、パルス幅とバンド幅の積が0.36のパルス発生に成功した。入力強度を増加することにより、パルス幅43fsのパルスが得られたが同時に時間ジッターが増加した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-11-15
著者
-
久保田 寛和
日本電信電話株式会社NTT未来ねっと研究所
-
中沢 正隆
東北大学電気通信研究所
-
田村 公一
Ntt 未来ねっと研
-
田村 公一
NTT未来ねっと研究所
-
中沢 正隆
NTT未来ねっと研究所
-
久保田 寛和
NTT未来ねっと研究所
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