電解質ポリマー交互吸着膜形成過程のin-situ液中AFM像観察

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概要

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電解質ポリマー交互吸着法は有機超薄膜の作成法として注目を浴びている。Rubnerと我々のグループは電解質ポリマー交互吸着膜の膜厚が、溶液のpHを変化させることによってnmオーダーで制御できることを報告してきた。しかし、我々の知る限り、電解質ポリマーの吸着の様子を直接観察した例はない。本研究では、原子間力顕微鏡(AFM)を用いて電解質ポリマーが基板に吸着する様子を、初めて溶液中でその場観察したので報告する。交互吸着膜の表面構造が吸着時間によって制御され、溶液のpH、および前に形成された下の層の影響を強く受けることがわかった。
社団法人電子情報通信学会の論文
2000-05-05

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