多孔質超低屈折率材料を用いた反射防止膜 : 多孔質超低屈折率材料を用いた反射防止膜に関する研究(圧電デバイス・材料,強誘電体材料,有機エレクトロニクス,一般)

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概要

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反射防止膜は、ディスプレイなどの表面にコーティングされることにより、光の透過性を上げるだけでなく、蛍光灯などによる映り込みを防止することが可能である。本研究では、ウエットコーティング方法の交互吸着法を用いて作製した超薄膜を塩酸処理するという超低屈折率材料を得られる手法を用い、多孔質低屈折率薄膜を反射防止膜へ適用し、その効果を確認したところ、PET基材において透過率が95%以上、視感度平均反射率(Y値)が1.0以下を達成できた。さらに、膜の安定性を上げるために熱処理を行い、耐磨耗性・耐水性について向上することが認められた。
2003-06-27

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