刻印ボタンにおける視覚的および触覚的効果の評価

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概要

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従来からリモコンなどのボタンに簡単な凹凸を持たせることで、隣接するボタンとの区別を容易にし、手探りでも操作ができるような工夫が行われてきた。しかし、表面の凹凸だけではそのボタンの機能までは分からず、使用者がボタンの機能をあらかじめ記憶する必要があった。そこで、見た目でそのボタンの機能が分かり、かつ触れるだけでも機能が推定できる刻印ボタンを提案する。本稿では、直感的に分かりやすい刻印ボタンの設計方法と視覚および触覚の評価方法について述べる。評価結果から刻印ボタンとして相応しいボタンの選択基準として、被験者による視覚評価の順位点や触覚評価の判定時間などが有効なことが分かった。
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-11-17

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