利用目的に応じて最適化可能なキーワード抽出手法

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概要

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本論文は、簡便なキーワード抽出手法と、それを利用目的に応じて最適化する手法を提案する。従来のキーワード自動抽出は、キーワードの尤度を向上させるために高度な形態素解析や文法的な解析を必要とする。また、利用目的に応じてシステムを設計し直さなければならない。本論文では、簡便にキーワードを抽出する手法として必要最小限の形態素解析と単語の頻度や複合語の知識を用いることで、簡便に様々な形態のキーワードを抽出することができる複合語最適評価法を提案する。本手法により抽出したキーワードは、人の出したキーワードと37%が一致したが、人の間でキーワードの一致する確率は46%であったことから、本手法は人の約80%(37, 42)のキーワード抽出能力を持っていると考えられる。更に、キーワードの特徴とその評価をニューラルネットワークに学習させることにより、使用目的に応じて抽出されるキーワードを最適化する手法を提案する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1993-12-09

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