自己相似形状の記述と位相
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概要
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本論文では,2次元平面上の自己相似図形の間の距離関数を定義する.自己相似図形は文法に従って再帰的に基本構造を配置した図形である.アフィン変換の組を利用すれば,自己相似図形を生成できる.アフィン変換の組を,要素の配置を決める文法と考えることができる.そこで,このアフィン変換の組の間の距離を行列ノルムによって定義する.定義した距離によって,人工的に生成した樹木の見かけの分類を行う.この距離尺度は実際の樹木の見かけの分類にも適用可能である.また,実際の樹木からそれを近似する2分木モデルのアフィン変換の組を決定する算法を示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-07-20
著者
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