情報量的安全性に基づく署名方式における安全性の概念について
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概要
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本稿では、情報量的安全性に基づく署名方式において、最も妥当であると考えられる安全性の概念の定式化を行うことを目的とする。この際、公開鍵暗号ベースのディジタル署名における安全性の概念、及び署名方式に対する妥当な要求を十分考慮に入れながら議論する。また、これまでの情報量的安全性に基づく認証・署名方式における安全性の概念の関係を明確にする。本稿における署名の安全性の定義は、情報量的安全性に基づく認証・署名方式に対して最も強い安全性の概念を与えるものであると同時に、計算量的に安全な署名方式における安全性の概念(例えば、適応的選択文書攻撃における存在的偽造不可)を包含したものとなっている。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-05-10
著者
-
花岡 悟一郎
産業技術総合研究所 情報セキュリティ研究センター
-
花岡 悟一郎
東京大学生産技術研究所
-
四方 順司
東京大学生産技術研究所
-
ZHENG Yuliang
School of Comp. and Info. Tech., Monash University
-
四方 順司
横浜国立大学大学院環境情報研究院
-
鄭 玉良
Dcpartrment Of Software And Information Systems University Of North Carolina At Charlotte
-
Zheng Yuliang
School Of Network Computing Monash University
-
Zheng Yuliang
School Of Comp. And Info. Tech. Monash University
-
今井 秀樹
School of Network Computing, Monash University,
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