ISEC2000-55 複数の検証パスを持つデジタルタイムスタンプ
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概要
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デジタルタイムスタンプ[HS91]は、あるデジタル文書が過去のある一時点に存在していたこと、その時点から改変を加えられていないこと、およびその文書が過去の文書と同一のものであることを暗号技術を用いて実現する技術である。様々な実現手法が提案されてきたが、それらは絶対的タイムスタンプと相対的タイムスタンプに大きく分けられる。このうち相対的タイムスタンプでは文書を時刻情報と結び付けるのではなく、文書間での前後関係を保証する。本論文ではPKITS[dMyT98]にて用いられた、複数のタイムスタンプ生成機関(Time-Stamping Authority、TSA)を利用する方法をさらに深く掘り下げ、TSAの数の変化により状況がどう変化するか議論する。特に、文書間の前後関係の検証パスが複数存在する可能性があることから、システムが全体としてロバストになることに着目する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-07-18
著者
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