トランジスタのサイズと折り返しとの同時最適化手法
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概要
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本論文では, 性能および面積の観点からライブラリ設計においてトランジスタの折り返し段数を最適化する手法について報告する. 従来のトランジスタの性能最適化手法では, サイズすなわちゲート幅のみが最適化の対象であり, 折り返し段数はレイアウト設計時に性能を考慮せずに決定されていた. 一方, われわれは, トランジスタの拡散共有や折り返しが性能および面積に与える影響を推定し, トランジスタサイズを決定する手法を提唱してきた[4]. 今回, 性能最適化の観点からトランジスタサイズだけでなく折り返し段数をも決定する手法について報告する. 実験の結果, トランジスタサイズのみを最適化した場合と比較して, ライブラリセルの遅延を最大15%改善できることがわかった.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-03-03
著者
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