レイアウトを考慮した容量/面積推定モデルおよびトランジスタサイズ最適化手法 (<特集>電子システムの設計技術と設計自動化)
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概要
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トランジスタの拡散領域の容量やレイアウト面積を正確に推定するモデルと, そのモデルに基づいたトランジスタサイズ最適化手法について記述する. 従来の手法^<1)〜3)>では, レイアウト後の面積や容量は, トランジスタ幅に比例するという簡単なモデルが用いられていた. 一方, 本手法では, 面積や容量の値がトランジスタの拡散共有の有無によって大きく変化することに着目し, セル構造の制約の下でのトランジスタのサイズや接続関係等から, トランジスタの拡散共有の行われる箇所を推定することにより正確に容量や面積を推定している. 実験の結果, 従来モデルを使用した場合と比較して, 標準セルライブラリの遅延を最大15%改善できることが分かった.
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1999-04-15
著者
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