カオスアトタクタの再構成と不安定周期軌道について

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概要

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本稿では、既知のアトラクタの時系列データを用いた埋め込みにおける遅れ時間の影響を考える。レスラーモデルを用いた基本的な実験の結果、遅れ時間に依存して、埋め込み空間のアトラクタの形状が大きく変化することがわかった。また、遅れ時間により、近似1次元リターンマップを定義できない場合と定義できる場合があることがわかった。さらに、自己相関関数から計算した遅れ時間と、UPOの時系列データから計算した遅れ時間は、ほぼ一致する場合があることが確認された。
社団法人電子情報通信学会の論文
1997-05-23

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