ACAS受動監視性能の概算手法
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概要
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航空機衝突防止装置ACAには、周辺を飛行する航空機の位置データを取得する監視機能が必要である。従来型ACASの監視方式は、二次レーダを使用して自ら電波を送信する能動監視である。能動監視方式の欠点を補うため、拡張スキッタを用いる受動監視が、ACAS複合監視方式の一部として提案されている。本稿ではフルーツ環境下の受動監視性能の分布範囲を考慮し、99%のACAS運用時間で保証できる受動監視性能の概算方法とその結果を報告する。また、この概算方法に残る問題点を考察し、今後必要となる改良についてまとめる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-07-25
著者
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小瀬木 滋
独立行政法人電子航法研究所
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白川 昌之
独立行政法人 電子航法研究所
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小瀬木 滋
運輸省電子航法研究所
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住谷 泰人
運輸省電子航法研究所
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白川 昌之
運輸省電子航法研究所
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住谷 泰人
電子航法研
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住谷 泰人
(独)電子航法研究所電子航法開発部
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