複数仮想音源を用いた適応形アレーの収束特性および仮想音源配置に関する検討

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概要

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TV会議や遠隔講義等において、雑音を抑圧し高品質に目的音を収音することは非常に重要であり、適応形アレーを用いることが検討されている。従来の適応形アレーでは、目的音源移動時に、目的音の劣化や雑音の増加が生じるという問題があった。このような問題を解決するために、複数の仮想目的音源を用いて範囲に対する感度を拘束する方法を提案した[1]。適応形アレーの収束特性、および範囲に対する感度拘束を与えるための仮想目的音源配置について検討を行い、その条件を明らかにした。計算機シミュレーションにおいては、移動音源に対して安定な収音が行えることを確認した。
2000-10-20

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