マイクロホンアレーを用いたブラインド処理による音源分離
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概要
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本報告では、音源情報が未知の状況で、マイクロホンアレーを用いて二音源信号を分離するシステムを提案する。このシステムは二つのStepで構成されているに。まずStep1では、パワーの大きい第一音源のDOA(Direction Of Arrival)を推定し、AMUSE(Algorithm for Multiple Unknown Signals Extraction)法を用いたBlind Deconvolutionにより音源信号の分離を行なう。次に、Step2では、パワの低い第二音源の強調信号を用いてDSA法により第二音源のDOAを推定し、AMUSE法の出力信号と両音源のDOAを用いてAdaptive notch filterを構成し、二音源信号の再分離を行なう。また、シミュレーションで本手法の有効性を検討した結果、二音源信号が分離可能であることが確認されたが、第二音源の推定精度をあげる必要性が明らかになった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-01-27
著者
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