動き検出を利用したMPEG-4ビデオにおけるエラー隠蔽アルゴリズムの提案
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概要
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符号誤りが多く発生する移動通信網のような環境下での動画像符号化におけるエラー隠蔽方式について検討する.MPEG-4ビデオは, 高い圧縮効率の実現と同時に伝送路の符号誤りに対する耐性機能を備えている.復号器では, 符号誤りにより復号できなかった部分を補うエラー隠蔽が行われるが, この隠蔽方式が復号画像の主観評価に大きく影響する.本稿では, エラーブロックの周辺画素を用いた動き検出により, エラーブロックを前フレームから探索した類似画像に置換する方式を提案する.従来ではエラー隠蔽の際に利用するベクトルが得られず正しい隠蔽が行えなかった場合でも, 提案方式では有効な隠蔽が可能となる.さらに, シミュレーションにより, その効果を示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-10-16
著者
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岡田 浩行
シャープ株式会社研究開発本部先端映像技術研究所
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白川 功
大阪大学大学院工学研究科情報システム工学専攻
-
尾上 孝雄
京都大学大学院情報学研究科
-
藤田 玄
大阪大学大学院情報科学研究科
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宋 学燮
大阪大学大学院情報科学研究科情報システム工学専攻
-
岡田 浩行
大阪大学大学院工学研究科情報システム工学専攻
-
宋 天
大阪大学大学院工学研究科情報システム工学専攻
-
宋 学〓
大阪大学大学院工学研究科情報システム工学専攻
-
宋 天
大阪大学大学院情報科学研究科
-
宋 学〓
大阪大学大学院情報科学研究科情報システム工学専攻
-
藤田 玄
大阪大学大学院工学研究科情報システム工学専攻
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