HMMを用いた最尤推定に基づく誤り訂正
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概要
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隠れマルコフモデル(HMM)を利用した通信路誤り訂正方式を提案する。本方式は情報源モデル(HMM)と通信路モデルから算出される2つの確率を用いて、正しい符号列を最尤推定するものである。従って、誤り訂正符号を付加する必要はなく、既存の符号化方式に対して提案方式を復号器の前処理に用いることで誤り耐性を向上させることができる。LSPパラメータを量子化した符号列を用いて、提案方式により誤りを訂正することによるケプストラム歪みの低減効果を調べた。その結果、3%ランダム誤りを付加した符号列に対して、提案法は約39%歪みを低減(16状態HMM)させることができることが確かめられた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-09-11
著者
-
吉田 幸司
松下通信工業
-
米崎 正
奈良先端科学技術大学院大学
-
八木 敏男
松下通信工業
-
米崎 正
松下通信工業株式会社テレコム研究所
-
米崎 正
松下通信工(株)テレコム研究所
-
吉田 幸司
松下通信工(株)テレコム研究所
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