Javaコンパイラにおける効率的な多次元配列アクセス
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概要
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JavaはインターネットやWWW向きの応用プログラムを主要対象としており、実行時環境に依存しないことを特徴としているが、ある特定の環境下で走行する独立した応用プログラムの作成に使うこともできる。このような独立した応用プログラムでは別種の実行モデルをとることもでき、その場合は、インターネット向きのJavaの機構を、それとは異なる実行性能の良いものに改良することも許されよう。この路線で、我々は機械語を生成するJavaコンパイラを開発中である。機械語の生成により、実行時オーバーヘッドに関する大部分の問題を解決できるが、配列アクセスの効率の悪さという問題は残る。性能をもっと改善するために、効率の良い配列アクセス機構を提案するが、それは従来のJava仮想機械との互換性も有する。本稿ではその提案内容と実現について述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-01-29
著者
-
鈴木 貢
電気通信大学情報工学科
-
渡邊 坦
電気通信大学
-
サフィア ベルカダ
電気通信大学情報工学科
-
鈴木 貢
電気通信大学
-
渡邊 坦
Coinsコンパイラ・インフラストラクチャ協会
-
渡辺 坦
(株)日立製作所システム開発研究所
-
渡邊 担
電気通信大学情報工学科
-
渡辺 坦
(株)日立製作所中央研究所
-
渡辺 坦
Coinsコンパイラ・インフラストラクチャ協会
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