DPマッチング法の逐次適用による日本字署名のオフライン照合
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概要
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日本字署名のオフライン照合では署名を構成文字に分割することが有効である, と著者らは以前に報告した. 今回は同じ判断の下で, DPマッチング法を各構成文字に逐次適用する分割と照合の方法を提案する. まず, 横軸上に射影した署名の周辺分布について,代表参照署名と入力署名とを各構成文字ごとにDPマッチング法で対応させ, 最適な対応とそのときの相違度を測り第1段の照合を行う. 続いて, 通常のマッチング法で相違度を評価し第2段の照合を行う. この方法を前回と同じデータベースに適用したところ, 前回より約3%低い平均誤照合率12.7%を得ることができた.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-06-19
著者
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