屋内侵入者検知システムの開発
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概要
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近年、セキュリティを目的とするビデオ・カメラを用いた「屋内侵入者自動検知システム」の開発要望が高まっている。前回、我々は、改良型の加重平均画像である背景画像と入力画像との差分画像から侵入者を検知する2種類の手法(動的背景抽出法AとB)を提案し、簡単な実動画像を用いたシミュレーション結果を報告した。今回は、ビデオ・カメラから入力する画像をリアルタイムに処理し、侵入者を検知した時、音声(警報)と画像(検知領域の表示など)と行動パターン情報を出力する一つのパイロットモデルを作成し、その有効性を数時間にわたる試行実験で確かめた事、手法Aと手法Bを組み合わせ、机などの静止対象物の移動、初期侵入者及び侵入者の静止を検知するプロセスを追加した事、および照明光の滑らかな変化に対応できることを実動画像で確かめた事を、ここに報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-12-12
著者
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山田 博三
玉川大学工学部
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森 晃徳
玉川大学 工学部
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森 晃徳
玉川大学工学部
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河口 尚広
玉川大学工学部
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島田 竜也
玉川大学 工学部 情報理論研究室
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柳下 達也
玉川大学 工学部 情報理論研究室
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河口 尚広
玉川大学 工学部 情報理論研究室
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熊谷 拓哉
玉川大学 工学部 情報理論研究室
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内藤 恵介
玉川大学 工学部 情報理論研究室
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山田 博三
玉川大学 工学部 情報理論研究室
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島田 竜也
玉川大学工学部:竹中エンジニアリング株式会社
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山田 博三
玉川大学工学研究科
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