一般化場の効果法による注視点決定アルゴリズム
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概要
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まず、パターン認識の基本的過程である特徴抽出を行う汎用性を持つ一方法である場の効果法を拡張したー般化場の効果法のー般的概念を述べる。この方法は局所並列処理を通して、局所情報を伝播・統合することにより準大局場を求める。この準大局場に基づいて、さらにエッジに沿った情報伝播・統合とエッジ以外の点における情報伝播・統合を行いロングエッジとワイドスポットなる大局的場を抽出する。その結果、局所情報のない領域の中央にも情報を集約することができる。ー方、実験的分野で、注視点はエッジなど局所情報のみならず大局的情報によっても決定されるという新しい現象が発表されている。本研究の一般化場の効果法は、この新しい現象の計算論的モデルに有効であることを示している。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-07-24
著者
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