三次元顔形状からの主成分の抽出とアニメーション合成
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概要
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発話の際に現れる顔の表面形状変化は、唇や顎の動きだけでなく頬も含めた広い顔面領域にまで広がっている。我々はこれまでに少数の3次元顔形状を調べ、ごく少数の主成分で非常に多くの形状変形を再現できることを示してきた。しかし、主成分を抽出したサンプルの数が実際の発話に現れる形状に比べてかなり少ないことから、必ずしも全ての発話形状を再現できるとは限らなかった。本稿では、同一被験者の発話/非発話/感情表情等のより多くの3次元顔形状から主成分を抽出し、これら上位主成分の顔変形における役割について検証する。またそれらの線形合成による発話アニメーション生成における主成分数の影響と、非発話運動への応用について報告する。
- 1999-11-18
著者
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倉立 尚明
ATR人間情報科学研究所
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倉立 尚明
(株)東芝関西研究所
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バティキオティス-ベイツン エリック
(株)atr人間情報通信研究所
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倉立 尚明
(株)ATR人間情報通信研究所
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ヤヒヤ ヘニ
Universidade Federal de Minas Gerais
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倉立 尚明
(株)国際電気通信基礎技術研究所
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Yehia H
Univ. Federal De Minas Gerais Belo Horizonte Bra
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