交流眼電図を用いた視線入力インタフェース(「感性情報処理の基礎と応用」並びにヒューマン情報処理一般)(動作・インターフェース(1))

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概要

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視線入力インタフェースにおける多くの眼球運動測定装置は、一般的に高価であり、また、使用者の頭部を拘束する必要がある。我々は、注視入力インタフェースとしてHMDとEOGの交流増幅とを利用することを考えた。このインタフェースでは、使用者の頭部拘束を回避でき、EOGの交流増幅の測定も簡単にできる。さらに、Wearable Computerの入力装置の一つとして使用することを考えている。しかし、現状としては、交流EOGにおける注視領域判定を正確に行えていない。そこで、本研究では、安定して注視領域判定を行える新しい方法として、微分値を利用した移動量算出方法を提案する。また、注視時における特性を明らかにし、視線入力インタフェース画面設計を考察する。
社団法人電子情報通信学会の論文
2003-12-12

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