充足可能性問題に対する計数法の変数の選択による改良
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概要
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CNF論理式の充足可能性問題(SAT)に対する計数法は89年に発表され,実働化が勧められてきた.これまでに(i)記憶容量の不足,(ii)項の数が増えると動作時間が急上昇する,という2つの問題点を深さ優先探索,項の順序付けという手法を用いて解決した.この項の順序付けアルゴリズムを用いることにより全体の項の一部の項の探察のみで十分であることが判った.本稿では,上記一部の項に現れる変数の数が少ないことに着目して,項の順序付けアルゴリズムに変数の選択という手法を用いて更に改良を加えた.その結果これまで実用時間内に解くことは不可能と思われていたサイズの大きな例題も解くことが可能となった.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
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