DES 暗号のF関数の差分特性について
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概要
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差分解読法および線形解読法に対する安全性評価法として、最大差分特性確率および最大線形特性確率による評価がある[1]。従来の最大差分特性確率や最大線形特性確率の探索は、F関数内の複数の S-box に対してそれぞれの確率が独立に成り立つと仮定して行っている。近年DES暗号のF関数内に対して行われたこの仮定が、誤った確率を与える場合があることが報告された[2]。そこで本稿では、従来の方法を改めてF関数が複数のS-boxから構成されるときに、それぞれのS-boxの条件付き確率を用いて正確にF関数の差分特性確率を求める方法を示す。
- 1997-03-06
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