3-2 RSA/素因数分解(3.暗号危たい化状況,<特集>暗号世代交代と社会的インパクト)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
RSAについて説明し,その安全性に強く関係する素因数分解について,主に,実装実験の観点から解説する.現在のところRSAの安全性は素因数分解技術が進展するとともに低下することから,素因数分解技術を監視することはRSAの安全性を保つために重要である.そのRSAの安全性に関係する素因数分解手法としては,数体篩(ふるい)法が最も有力である.一般的な型の素因数分解の記録はここ15年,その数体篩法により更新されてきた.また,歴代の記録において数体篩法の実装がどのように変化してきたかを説明し,今後に期待される改良について述べる.
- 2011-11-01
著者
関連論文
- 素因数分解技術の進展 : RSA-768の分解達成への道のり
- 3. 素因数分解の世界記録はいかに作られたか(素数)
- アルゴリズムへの攻撃--ハッシュ攻撃の現状 (特集 ICT社会基盤のセキュリティを支える暗号技術)
- 巡回Window法の楕円曲線暗号への適用
- 有限体GF(2^n)での演算の実装と楕円曲線への応用
- プラハクリプト'96国際会議出席報告
- 最小の論理命令数でのGF(3) 上の加算によるηTペアリングの高速実装
- A-7-11 MD4を用いたチャレンジ&レスポンス認証に対する現実的な攻撃(A-7.情報セキュリティ,一般セッション)
- 一般数体篩法実装実験(4) : 線形代数(ブロードバンドモバイル時代における基礎技術)(情報通信サブソサイエティ合同研究会)
- 一般数体篩法実装実験(3) : Filtering(ブロードバンドモバイル時代における基礎技術)(情報通信サブソサイエティ合同研究会)
- 一般数体篩法実装実験(4) : 線形代数(ブロードバンドモバイル時代における基礎技術)(情報通信サブソサイエティ合同研究会)
- 一般数体篩法実装実験(3) : Filtering(ブロードバンドモバイル時代における基礎技術)(情報通信サブソサイエティ合同研究会)
- 一般数体篩法実装実験(4) : 線形代数(ブロードバンドモバイル時代における基礎技術)(情報通信サブソサイエティ合同研究会)
- 一般数体篩法実装実験(3) : Filtering(ブロードバンドモバイル時代における基礎技術)(情報通信サブソサイエティ合同研究会)
- SPN構造における線形変換層の一設計法(21世紀のコンピュータセキュリティ技術)
- 128ビットブロック暗号Camelliaの実装評価
- Truncated Differential Cryptanalysisに対するE2の安全性について
- 既知のブロック暗号攻撃に対する安全性を考慮したS-boxの構成法
- 128ビットブロック暗号E2の提案
- 少数のs-boxを用いたラウンド関数の構成について(その3)
- MBAL暗号への線形解読法適用に関する考察
- PRAGOCRYPT'96(プラハクリプト'96国際会議)
- 隣接S-boxの影響を一部考慮したDESの経路探索
- FEALの最良差分特性探索
- A-7-8 PKC98-Hashに対する原像攻撃(A-7.情報セキュリティ,一般セッション)
- DES 暗号のF関数の差分特性について
- 3-2 RSA/素因数分解(3.暗号危たい化状況,暗号世代交代と社会的インパクト)
- 6.暗号の攻撃・解読法:差分攻撃法 (暗号安全性の最近の動向)
- RC5の線形近似式について
- 平均差分確率および平均線形確率に対する一考察