有限体GF(2^n)での演算の実装と楕円曲線への応用
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概要
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近年、有限体上の楕円曲線上の群の離散対数問題は難しいと予想されることから、冪乗剰余系のRSA暗号などに比べて楕円曲線暗号の方が秘密にしておくべき鍵長を短くでき、高速な処理が期待できることから楕円曲線暗号は注目を浴びている。 楕円曲線上の群の計算の高速化には1)楕円曲線の性質を用いる方法と、2)定義体の計算を速くする方法がある。通常、この2つの方法は独立であるので双方の高速化を同時に用いることができる。 本稿では、2)の方法の一つである文献の方法の改良版を示し、楕円曲線に応用した結果を報告する。
- 1997-08-13
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