980 nm励起高出力EDFAの特性 (その2)
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概要
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将来の宇宙インフラストラクチャ構築に資するため, 小型軽量な高伝送レート衛星間通信システム実現に必要な光衛星間通信技術の研究を進めている。これの必須要素技術となる高出力(1 W), 広帯域(1 GHz)な送信光源として光ファイバ増幅器に着目し, 既報のようにEDFA, NDFAの高出力化を実施している。EDFAに関しては1480 nm励起での高出力化が進んでいるが, 我々は, 励起用LDの高出力化が進展しており, 且つ励起LD自体が高効率な980 nm励起での高出力化を目指している。しかし, 980 nm励起高出力EDFAに関しては発表が少なく, また詳細は明らかにされていない。そこで, 励起光源に近年実用化された米SDL社のMOPA型LDを複数用いた実験系を構築し, 高出力励起時の増幅特性を取得した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
-
久田 安正
NASDA
-
荒木 智宏
宇宙開発事業団
-
久田 安正
宇宙開発事業団
-
荒木 智宏
NASDA技研研究本部
-
古谷 守
宇宙開発事業団
-
田島 幸昌
(株)AES
-
古谷 守
NASDA技術研究本部
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