宇宙機間レーザ通信研究開発モデル試作試験
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概要
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大容量通信の実現等の可能性をもつ光通信システムの開発には、高精度のビームポインティングを実現する捕捉追尾技術など、多くの要素技術を確立する必要がある。本研究ではこれら要素技術の確立ならびに設計から製造、評価試験に至るまでの光通信システム開発のための総合的な技術の確立を目的として、静止衛星-低軌道宇宙間での光通信システムを想定し、システム設計ならびに機器設計を実施した。更に、設計の検証及び評価試験技術の修得を目的として研究モデルを試作し、軌道上での外乱条件を模擬する手法を用いた評価試験を行った。±1μrad以下の追尾精度のH, W実現性の確認等、要素技術の確立とともに光通信システム開発に向けての技術的な蓄積を得た。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-09-30
著者
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