光衛星間通信用高出力光源(EDFA、YAGレーザ等)の検討
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概要
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近年、宇宙空間からのデータ伝送需要の増大が著しく、電波帯域の不足が顕在化しつつある。そこで大気の影響を受けない衛星間通信に関しては、世界各国で「光(レーザ)」を用いた「光衛星間通信」の開発/研究が行われている。この光衛星間通信の性能を決めるのは、送信レーザ光源の出力、光アンテナ(望遠鏡の口径)、受信感度であり、送信光源には高速変調が可能で、高安定性に加え、高出力であることが望まれている。高感度化にはヘテロダイン検波が必要である。従って、光衛星間通信用に高速変調可能で高出力、かつコヒーレント通信が可能な光源を選定する必要がある。我々は、(1)MOPA等の高出力LD(InGaAs,λ=985nm)、(2)Nd:YAGレーザ及びNDFA(Neodium doped fiber amplifier)、(3)EDFAに注目しており、今回これらについて検討を行った。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
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