知識構造で制御する適応型学習システムの開発(2) : 問題エキスパート部の理論
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概要
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適応型学習システムは学習者の反応に応じて適切な問題を提示し,学習の効率化を図るシステムである.本システムは,高校物理の力学を題材にしており,学習者が図を描きながら解答するという流れに忠実に学習を支援することを考えている.そのために,本システムはインターフェース部,問題エキスパート部,出題最適化エキスパート部から構成される.本システムでは,学習者の図形入力や解答入力から学習者の知識構造を推論する点(インターフェイス部,問題エキスパート部),その推論結果から学習者モデルを構築し,アドバイス文の自動生成を行う点(問題エキスパート部)の2点を特徴としている.そこで,本稿では問題エキスパート部(問題解決部・解決支援部)の理論について述べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
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