学習者の知識構造で制御する適応型学習システムの研究・開発(1) : 出題最適化エキスパートシステム部の理論
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概要
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適応型学習システムは学習者の反応に応じて適切な問題を提示し、学習の効率化を図るシステムである。本システムは、高校物理の力学を題材にしており、学習者か図を描きなから解答するという流れに忠実に学習を支援することを考えている。そのために、本システムはインターフェース部、問題エキスパート部、出題最適化エキスパート部から構成される。本システムの主たる特徴は、出題項目に関する情報をその項目を解決するための知識構造、解導出モデルとして認識しており、学習者の図形入力や解答入力から学習者の知識構造を推論する点(インターフェース部・問題エキスパート部)、その推論結果から学習者モデルを構築し、学習適合指数から学習者にとって最適な出題項目の決定およびアドバイス文の自動生成を行う点(出題最適化エキスパート部・問題エキスパート部)の2点にある。本稿では、最適な出題項目を決定するための出題最適化エキスパート部の理論について述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-12-22
著者
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