神経回路網モデルにおけるシナプス学習則のモジュレーション
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概要
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長期増強現象(LTP)は学習・記憶機能に重要な役割を持つと考えられている。学習・記憶におけるニューロモジュレーションの役割を解明するためには、LTPあるいは長期抑圧現象(LTD)に対するニューロモジュレータの働きを理解する必要がある。先に、LTPとLTDのメカニズムをもとにシナプス修飾の統合学習モデルを構成した。本研究では、この統合学習期を自己連想記憶の機能を実現する神経回路網モデルに適用し、ニューロモジュレーションが自己連想記憶機能に及ぼす効果を、コンピュータシミュレーションにより検討した。さらに、シナプス抑制が自己連想記憶機能に重要な役割を持つことを明らかにした。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-03-16
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