2次元回折格子を使ったホログラフィックニューラルネットワークに関する研究
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概要
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近年, レーザー光の干渉によって記憶内容を読み出すホログラフィックメモリが小型かつ大容量の記憶媒体として注目を集めている.本稿では, このようなホログラフィックメモリの原理を計算に利用するために, これまで提案されてきた波動の干渉を用いて計算を行なうニューラルネットワークを拡張し, 素子として2次元のマトリクス形状の回折格子を利用したニューラルネットワークを提案する.このマトリクス状の回折格子によって, 平面上に生成される結合荷重の分布をより多様なものとすることが出来る.本稿で提案した方式の計算能力とノイズ耐性を計算機実験によって検証する.
- 2000-03-15
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