自己相関行列による連想記憶における記憶法の改良
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概要
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各記憶パターンの自己相関行列を足し合わせる最も単純な自己相関型連想記憶は,記銘が容易である反面,その記憶容量は小さい.しかしながら,記憶行列の構成法に簡単な工夫することで,記銘の簡便さを残したまま,記憶容量を大きく上昇させることができる.そのように改良された記憶法の一つとして符号反転記憶法が既に提案されている.本論文ではその符号反転記憶法と同等の連想能力を実現する記憶法として,ペアリング記憶法を提案する.また,符号反転記憶法とペアリング記憶法で記憶行列を構成した連想記憶において,その記憶容量を更に向上させる想起ダイナミクスの改良について,新たな方法を提案する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-07-25
著者
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