連想記憶の想起過程の幾何的解析
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概要
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連想記憶の想起過程は、荷重行列による線形変換と符号関数による非線形変換とに分けて考えることができる。最近、線形変換が想起過程を主に支配していることが明らかにされ、荷重行列の固有値の分布の重要性が指摘されている。また、状態ベクトルをN次元格子点から(N-1)次元球面上の点と捉え直すことにより、幾何的な解析が可能になる。本論文では、文献[1]によって最初に与えられた幾何的な方法に従って想起過程を解析し、幾何的な手法の有効性を示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26
著者
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掛谷 英紀
東京大学先端科学技術研究センター
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金道 敏樹
松下技研(株)ヒューマンインターフェース研究所
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掛谷 英紀
東京大学
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金道 敏樹
トヨタ自動車fp部
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森沢 茂
東京大学
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金道 敏樹
松下技研(株) 研究開発グループ
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