モデル間遷移を行う擬似競合ネットワーク
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概要
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連続的な非線形関数を近似するモデルとして,中間層の素子の集団反応強度が一定となる擬似競合ネットワークを提案する.その損失関数として,誤差とモデルの大きさを反映した局所モデル損失項からなる局所損関数を与える.この局所損関数から,素子数の変化を含む擬似競合ネットワークの学習アルゴリズムを導く.数値実験により,擬似競合ネットワークは,目的関数を反映した構造を素早く形成すると共に,高い汎化能力をもつことが示される.この高い汎化能力は擬似競合ネットワークの中間層素子の集団反応強度が一定であることに起因することが明らかにされる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-07-25
著者
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