幾何学的観点に基づく冗長中間ユニット判別に関する検討
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概要
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本稿では類似ベクトルを削除するアルゴリズムについて提案し,アヤメ分類問題を対象としたシミュレーションにより有効性を検証する.すなわち,まず初期中間ユニヅト数が多くなってくると分離能力が似通ったユニットが多く出現することを述べ,忘却付き構造学習ではこのようなユニットを削除することが難しいことを示す.そして,中間ユニットにおける類似度をユニット出力差に基づいた類似度とユニットがなす分離超平面に基づいた類似度という二つの観点から検討し,学習時に類似度が高いユニット組と結合している荷重を削除するためのアルゴリズムについて提案する.アヤメ分類問題を対象としてシミュレーション実験の結果,幾何学的な観点に基づいたユニット削除法では,初期ユニット数が増加しても最終的なネット構造が変化しないことを示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-03-10
著者
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