運動条件を利用した剛体の3次元復元方式
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概要
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2画像間のテレビカメラの運動条件を用いて, 剛体の形状とテレビカメラの運動を3次元復元する原理, および座標系に従った運動条件に対する新復元方式を明らかにする. 従来の一般解法では8対応点が必要であるが, 提案する方式によればより少ない対応点で復元可能である. テレビカメラの運動条件としては, 回転成分は座標軸周りの回転の合成, 平行移動成分は座標軸で張る空間内, という代表的な計153条件を対象とし, 座標変換による同一視により17の運動条件に帰着させる. テレビカメラの運動パラメータから合成される9未知変数を最少個数の別変数に線型展開する共通原理に基づき, 17運動条件のうち13条件において必要な対応点数を減らせた. 線型復元解法, および最小2乗法により条件式の誤差を吸収する解法を明らかにする. 提案する復元力式によれば, 従来の汎用方式に比べて少ない対応点を用いて3次元復元できる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-06-25
著者
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