放電パターンによるシール型鉛バッテリーの放電容量変化

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概要

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完全密閉構造のシール型鉛バッテリーは、バッテリー状態の推定のための電解液比重測定が不可能であるので、残存容量の予測が非常に困難である。これまでに著者らは、ニューラルネットワークを用いて残存容量を把握するためのシステムを提案したが、放電特性の解析により、バッテリーから取り出すことのできる電気量は、放電電流波形によって異なることが明らかになった。本研究はこの相違に注目し、電気自転車での実際の運用を想定した放電パターンによる放電容量の違いを詳細に調べ、残存容量予測システムへ組み込むためのデータを採取した。
社団法人電子情報通信学会の論文
2000-01-14

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