厳密解を有する不均一伝送線路の体系的導出 第2報
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概要
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単位長あたりの分布インダクタンスL(x), 分布キャパシタンスC(x)を有する無損失伝送線路について, 厳密に解き得る不均一線路(厳密線路)を体系的に求める第二の方法を示す。前論文で提案した方法と同様に, 線路の電信方程式をLiouville変換して得られるLiouville標準形(LNF)が土台となる。厳密に解き得るLNF1から, 次のLNF2を求める処理が以前の方法と異なる。以前の方法では, LNF1のただ1つの解でLNF2が決まっていたのに対して, 今回の方法では, 2つの解が必要となる。変換式はやや複雑になるが, 導出できる厳密線路の範囲が大幅に拡大され, 厳密線路の連鎖による合成理論の可能性をも開くものである。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-09-08
著者
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