CAS2000-58 / NLP2000-66 不均一伝送線路の項別合成法の検討
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概要
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分布インダクタンスL(χ), 分布キャパシタンスC(χ)を有する不均一な伝送線路(1次元無損失分布定数回路)について, 出力端を開放したときの入力インピーダンスが与えられたとき, それを実現する合成手法を提案する。この手法は, 電信方程式のLiouville標準形の基本解及び基本行列の性質を利用するもので, 主として基本行列を決める解の境界条件の設定を変えつつ, 同行列の2つの要素の対応する零点対を次々に交換していく手順から成る。入力インピーダンスの部分分数展開の項ごとに別々に実現していける他, 煩雑な微分方程式や積分方程式を解く必要がない点, 原理的には厳密な解が得られる点でメリットが大きい。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-07-13
著者
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