共鳴可能条件, 共鳴バンドと共鳴対
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概要
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新しい電子デバイスの動作原理として重要性を増しつつある共鳴トンネリング現象について,基礎的,理論的な考察を行なった.共鳴の成否が,対象とするポテンシャル区間の内部特性と,外部のパラメータとの整合状況によって決定されることに着目して,共鳴バンドの概念を提案した.共鳴バンドとは,外部パラメータを適切に設定することによって共鳴をひき起こし得るエネルギー帯であり,多くの面で超格子構造におけるサブバンドに類似あるいは双対な性質を持つことを示した.それに関連して,共鳴対,極大・極小併合点,和・積判別関数の概念が必要かつ有効なことを述ベ,それらの性質などを明らかにした.また,対象区間に対して単純反復,影像反復,区間拡大の各基本操作を行なったとき,両バンドにどのような影響を与えるかについて検討し,その結果に基づいて任意の共鳴対から他の任意の共鳴対へ変換する方法を示した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-04-23
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