ポテンシャル3層構造における反射係数の極・零点の漸近分布
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概要
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量子力学的散乱問題,特にその反射係数(S行列)の複素平面における性質を考察する。対象とする系は,ポテンシャル,(正規化)有効質量ともに区分的に均一な3層(単一障壁あるいは量子井戸)構造で,左右の外部ポテンシャルは等しいものとする。まず,原点から十分遠い範囲で有効な漸近分布の式を導く。この結果は,3層構造における極,零点の分布が漸近的に(原点付近を除いて)は,ポテンシャルを一定にした有効質量3層構造のそれに一致することを示す。特に原点から十分離れた極は,全て左半面に位置する。さらに,一定の有限領域内に存在する極,零点の総数を正確に評価する方法を与える。
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-06-22
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