符号分割多重伝送方式による車両間高速移動伝送実験
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概要
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本稿では巡回拡張巡回シフト型符号を用いた直交符号分割多重伝送方式の車両間通信環境での有効性を示すために、5.20GHz帯を用いて4.608Mbpsが伝送できる提案方式の試作装置を利用し、受信電力特性、遅延プロファイル特性、データ誤り率特性に関してフィールド伝送実験を行った。フィールド伝送実験は、実際の車両間通信を想定し、2台の車を用い、高速道路を走行することによって行われた。結果として送信電力を10dBmとし、誤り訂正及びダイバーシチを用いた場合、BER=10^-4のオーダーで伝送でき、また送信電力を20dBmにした場合、エラーフリー伝送ができることが確認された。
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-05-16
著者
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