二自由度動揺方程式系の引力圏構造
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概要
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二自由度動揺方程式系は、電力系統の過渡安定問題とも関連して以前より研究されてきたが、相空間の大域的構造を把握して系の安定性の条件等を答えるには至っていない。これは二自由度、即ち相空間が四次元であることから、その表現すら困難なためである。筆者等は、この系に絨毯爆撃法を系統的に適用して引力圏構造を大域的に把握し、特にあるパラメータ値の場合について引力圏の全体構造を報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-27
著者
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