OpSプラットフォームにおける分散モジュール管理方式の一考察

概要

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OpS(オペレーションシステム)間での情報共有等を目的としてOpSプラットフォームの構築を提案・プロトタイピングしてきた。しかし、実際に運用した結果、以下の問題が明らかになった。(1)共通DB(データベース)の構築に多数のNW(NetWork Element)やNW(NetWork)-OpSからの情報収集が必要だが、これらは頻繁にファイル更新し、共通DB側でも追従する必要がある、(2)情報表示を行うHMI-WSと共通DBとは分離して構築しており、ファイル更新では分散配置された相互に関連のあるプログラムモジュールを同期して入れ替える必要がある、(3)24時間連続運転の要求があり、更新作業中もシステムを停止することができない。本論文では、これらを解決するため、プログラムモジュールバージョン、システムバージョンに基づく分散モジュールデリバリ、及び障害発生時のリカバリとリンクした運用管理モデルを提案し、実現方式案及び実現上の課題を明らかにする。
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-11-24