ディペンダビリティ向上を目的としたバス制御方式の実装と評価
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概要
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コンピュータのシステム構成において, パラレルバスによる接続方式が広く用いられている.このバス線の伝送スキューは設計段階での見積もり以上に大きいことがあるため, 同期式で動作させる場合には十分な余裕を見込む必要があり, システム全体の動作効率を低下させる原因になる.本論文では, このバス線の中の制御線に着目し, 制御情報の符号化と非同期式順序回路を用いて, 同期クロックや余裕時間を用いずに制御情報を伝送する方法を提案する.また, 提案する手法をSCSIバスの制御システムに適用し, 回路設計及びCPLDへの実装を行った.これにより提案する手法がシステムのディペンダビリティ及び動作効率を向上できる事を示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-10-05
著者
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