自己安定相互排除アルゴリズムの実験的評価とその改良
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概要
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自己安定アルゴリズム(self-stabilizingal gorithm)は任意のネットワーク状況から開始することで出来、有限時間内にある正常な状況に還移させることの出来る分散アルゴリズムである。Shlomi Dolevらは任意のネットワークトポロジで動作する自己安定相互排除アルゴリズムを提案している。[1]。このアルゴリズムはネットワーク上に生成木を生成し、その上で相互排除を行なうものである。本稿では、このアルゴリズムでの、安定化に必要な時間とネットワークポロジとの関係について実験的に評価し、二進木で良い結果が得られることを示す。更に、完全ネットワーク上で動作する自己安定二進生成木アルゴリズムを提案し、その正当性を示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-05-27
著者
-
山下 雅史
九州大学システム情報科学研究院
-
角川 裕次
広島大学工学研究科
-
山下 雅史
広島大学工学部第二類(電気系)
-
梅本 成俊
広島大学工学部
-
梅本 成俊
広島大学大学院工学研究科情報工学専攻
-
山下 雅史
広島大学工学部第二類
-
山下 雅史
九州大学
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