高密度記録用MIGヘッドの設計
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概要
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我々は家庭用ディジタルVTRに使用するMIGヘッドを想定して、高Bs膜の軟磁気特性およびヘッド形状とサイドフリンジング、再生効率の関係について実測とコンピューターシミュレーションを用いて検討し以下の知見を得た。再生効率を高めるためには、磁性膜の膜厚方何の透磁率が重要である。磁区構造の観察とヘッド試作により、磁性膜に一定の面内異方性を持たせることにより、高効率が実現できることがわかった。また、ヘッド摺動面の側面角は、側面消去と再生効率に関して二律背反的であるが、側面角を60度とすることによりバランスの取れたヘッドを得ることができることがわかった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-01-24
著者
-
小林 浩
三菱電機株式会社 先端技術総合研究所
-
藤田 淳
三菱電機株式会社 先端技術総合研究所
-
伊藤 恭彦
三菱電機株式会社 先端技術総合研究所
-
内澤 学
三菱電機株式会社 先端技術総合研究所
-
田邉 信二
三菱電機株式会社 先端技術総合研究所
-
田邉 信二
三菱電機株式会社
-
伊藤 恭彦
三菱電機株式会社
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