家庭用品の安全性について
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概要
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本報告では, 家庭用品の安全認証における最近の動向について述べている. 安全認証は, 各国ごとに異なる認証制度によって半ば独自に実施されている. 係る状況は, 過去において, しばしば非関税障壁として貿易摩擦を引き起こすに至った. このため, 先進各国は, WTO/TBT"貿易の技術的障害に関する協定"によって, 安全認証のための基準をISO/IECなどの国際標準・規格に整合させることが必要になった. 問題は, 安全認証のための具体的な国際基準・規格が未整備の場合に生ずる. 国外の諸規格との整合化は困難であることが多いからである. このような家庭用品のグローバル化やPESの導入などにより生ずる問題に対処するため, リスク規範に基づく全ライフサイクルを対象とする安全認証の必要性が述べられている.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-05-24
著者
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